98点の答案用紙

「98点の答案用紙」

ゆっくり川上さんの新作「しんしん」を読み返した。とっても切ない。何もかも。切ない。 どうも私は、作品世界に入りこみすぎる傾向があるようだ。けっこうつらい。 ああ私も小説が書きたいな。と思った。 引き続き変な夢を見た。 このごろそんな夢ばかりだ。 美空ひばりさんが店主の喫茶店にいるのだ。 店主の美空ひばりさんが、日本髪のかつらをつけて すわっていた。にこにこしながら。 そのうちに場面が変り 久しぶりに小学校に登校していた。 6年2組の教室に行くと、なにもなく となりの6年3組の誰かに尋ねると 「6年2組は、となりの建物にひっこした。ホワイトボードを共有できないので」 と意味不明のことを言われ、 あせって隣の建物に向かうのだった。 そこは、もう夢で何回も見たような廊下で建物だった。 ようやく教室につくと、 見知らぬ少年が答案を配っていた。 「○○さん60点」「××さん82点」 といった具合に、点数を読み上げながら 答案を返却しているのだった。 私は、その少年に 「なにも点数まで読みあげんでもええんちゃうん!」と食ってかかっているのだ。 ふと見ると私の机の上にはすでに返された答案があった。 「98点!」やったーと喜んでよくその答案を見てみると 名前が違っていた。 そんな感じの妙な夢だった。